【SGクラス】連続グローバルセミナー「持続可能な未来への課題と展望」

１０月２５日（月），スーパーグローバルクラス対象のグローバルセミナー第１回を開催しました。今年度から連続セミナーとして，「持続可能な未来への課題と展望」という共通テーマのもと，年間５回開催することにしていました。しかしながら，春から夏にかけてはコロナウィルス感染拡大にともない延期となっておりました。感染が落ち着いてきたこともあり，今年度の第一回を対面で開催することができました。

今回は東京大学教授・理化学研究所チームリーダーの岡ノ谷一夫先生をお招きして実施しました。１時間半の予定が，生徒が熱心に聴講し，質問もたくさん出たことから，２時間以上のセミナーになりました。

今回のテーマは二つありました。前半は「小鳥から学ぶことばの起源」，後半は「言語の発生と生物進化の終わり」でした。前半は，およそ１５０万年前に起きた言語の発生に纏わる仮説を，小鳥のさえずりから導き出すという展開でした。その言語を持った人間が至る栄光と悲劇が後半の展開でした。

岡ノ谷先生のご来校は２回目。今回もスケールの大きな学際的な内容で，高校生にとっては難解な部分もありましたが，深く考えを巡らせる機会となりました。引き続き学業に専念していく中で，学問に取り組むことの意義を意識し，その後の大学での専門研究につなげていきましょう！

次回は１１月１１日（木）です。お楽しみに！

（松崎）