古典芸能教室を行いました！

１２月７日（土）の午前に，中学全学年を対象とした「古典芸能教室」を行いました。

今年は落語家の桂福丸師匠をお招きし，講演と落語をしていただきました。

桂福丸師匠は宇宙をテーマにした落語の発表やアメリカでの英語落語の公演，「子供だけ寄席」を開催されるなど多くの活動を行われています。

前半は，「自分の見つけ方～阪神淡路大震災が決めた落語家人生」の題で講演をしていただきました。

まず，夢の見つけ方についてお話しくださいました。

高校１年生の時に阪神淡路大震災で被災され，その時の実体験から，「こういう人になりたい」または「こういう人になりたくない」というのが夢の見つけ方の一つであるとお話しくださいました。

また，自分に「合っていること」を夢や仕事へとつなげていくことが重要であり，その時にそれまでの経験が自然と活きてくるとのお話しをいただきました。

次に，思い込みを減らすことが肝心であると学びました。

ここでは実際に思い込みに関するクイズを交えて講演していただきました。

生徒たちもクイズに熱中し，楽しくお話を聞くことができました。

最後に，受験勉強についてお話しくださいました。

量をこなして質へと変えていくこと，スケジューリングの大切さなどを教えていただきました。

後半は落語です。今回の演目は「時うどん」でした。

生徒たちも内容に聞き入り，大きな笑いが起きる場面もありました。

落語の後には，「麺をすするときの音を出すコツは？」や「上手に話すためのコツは？」，「落語が自分に合っている仕事と思ったきっかけは？」といった質問にお答えいただきました。

最後には全員で記念撮影を行いました。

講演でいただきました言葉を胸に，今後の学習や夢の実現に向けて活かしていきましょう！

（渡邊）

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