NIHON UNIVERSITY JUNIOR HIGH SCHOOL
OFFICIAL BLOG
ブログ
本校は,新たな教育内容や学びの質的変化に敏感かつ迅速に対応し,教育活動などの適切かつ効果的な運営を組織的に図るSD(Staff Development)を推進しています。
その一環として, ここ数年,スクール・ポリシーについて教職員に対し共通理解を深め,生徒指導のベースとすることにより,学校方針の一貫化を図ってきたことを受け,「スクール・ポリシーを捉えた授業実践」の実際について共有し,本校が策定したスクール・ポリシーの実質化を図ることを目的としたSD研修を開催しました。
すべての教科から,「スクール・ポリシー」,とくに「カリキュラム・ポリシー」をいかにして捉え授業を展開しているか共有されましたが,たとえば,次のような取り組みが紹介されました。
〇理科:
「理科好きを増やす!」をモットーに,①知識を広げる,②問いを立てる,③発表することを重視し,中学校3年間で仮説を立てて実証できるようにする。ChatGPTを使い理解度をチェックしながら探究力を高める。
〇保健体育科:
「みんなが前向きに,チームとして勝つには?!」というテーマのもと,生徒主体で自ら考えチームで行動しふりかえりを行う。これにより問題解決方法を見出し目標を修正するなど次の行動に繋げる。
〇情報科:
数年前から事前に動画を配信し授業では解説と小テストなどを行う「反転授業」を導入している。学習効果が顕著であるとともに,「生涯にわたって学び続ける力」の育成にも繋げている。
〇英語科:
「自ら課題を発見し解決する」ことを英語を運用する(①単語が有する意味の理解,②教室環境改善ポスターの制作,③英作文,④プレゼンテーション)なかで意識させ,英語を自由に使えることにより,生徒の自信に繋げている。
報告した教員から,「スクール・ポリシー」を捉えた授業を実践するなかで,「教員自身の言葉遣いや生徒への接し方を磨くべきであると改めて認識した」という声がありました。
本校が策定した「スクール・ポリシー」は,生徒の皆さんにとって「学びの軸」であるとともに,私たち教職員にとっては大切な「教育の軸」です。
この「軸」をもとに,これからも教職員一丸となり,真摯に教育活動を展開してまいります。
(大嶽)
【本校公式facebookアカウント】
https://www.facebook.com/NihonUniversityHighSchool/
【本校公式twitterアカウント】
https://twitter.com/Nihon_Univ_HS
【本校公式instagram アカウント】