NIHON UNIVERSITY JUNIOR HIGH SCHOOL
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10/12(木)中学1年学年行事として,神奈川県ユニセフ協会の2名の方を講師としてお招きして,国際理解ワークショップを行いました。
まず,豊かさとは何か,貧しさとは何かについて,「富の分配ワークショップ」を通して,世界の経済格差について学びました。 紙をお金に見立てて,「もしも世界が200人の村だったら」というタイトルで,世界人口の1%に富の50%が集中し,世界人口の15%は世界の富のたった0.5%を分け合っているという厳しい現状を模擬体験しました。 体験中に「自分たちは恵まれているんだなあ」という声が聞かれました。
次に,「児童労働ワークショップ」も行いました。 世界には学校に行きたくても行けず,働いている児童も多いという厳しい現状を知るべく,紙袋作りを体験しました。 実際に体験したのは練習も含めて2枚でしたが,紙袋を8時間作り続けるといったいいくらの収入で,果たしてどれくらいの生活ができるのか,ネパールの例で各自作成に要した時間をもとにして計算してみました。厳しい現状を知りました。
そして, 「一生懸命働いて家族を支えてくれている保護者への感謝の気持ち」と「自分たちがいかに恵まれた環境に置かれているのか」を再確認することができた1日になりました。
3時間の研修を通して,世界の状況を知るとともに,自己理解・他者理解をいっそう深めることができたのではないでしょうか。
(鎌田)