NIHON UNIVERSITY JUNIOR HIGH SCHOOL
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生徒の皆さん
本校のラクロス部「AQUA」が、なんと日本一の栄冠に輝きました!
幸運なことに、私はその歓喜の瞬間に立ち会うことが出来たのです。
全国大会初出場、初優勝の快挙です!
本当に幸せな、私の人生の中でも最高の一日になりました。
第6回 全国中学校高等学校女子ラクロス選手権大会が、
3月25日から27日まで、埼玉県で開催されていたのです。
初戦の相手は関西の強豪チームである同志社高等学校、
砂嵐とも呼べそうな強風の中、口の中に飛び込んでくる
細かな砂利をものともせずに、声を枯らして応援。
結果は、11対6での圧勝。本校チームの速攻が光っていました。
翌日の準決勝の相手は、昨秋の関東大会優勝校である横浜市立東高等学校、
過去に一度も勝利したことのないチームでした。
私は出張中も気が気ではありませんでした。
12時56分、監督から6対4で、勝利したとの電話が入り、
飛び上がって喜びました。
その後、すぐに決勝戦応援のため、翌日の予定を先方に事情を説明して、
急遽キャンセルさせていいただきました。
決勝戦の相手は、開催地埼玉県立伊奈学園総合高等学校、
このチームにも本校は勝利したことがありませんでした。
しかし、試合が始まってすぐ見事に先制。
なおもたて続けに3点を連取。
その後、逆に2点を連取されましたが、突き放すように
2点を追加して、前半を終了。
後半は、相手の猛攻に、耐えに耐え、ついに6対4で勝利。
優勝の瞬間を迎えたのです。
その瞬間に思い浮かんだのは、始業前、放課後、休日のグラウンドで、
必死に練習してきた彼女たちの姿でした。その姿を見かけない日は、
一日としてなかったような気さえします。
いつも真っ黒に日焼けした彼女たちの顔が、それを何より物語っています。
その努力の日々の積み重ねのご褒美に、きっと勝利の女神が舞い降りて
来てくれたのに違いないと思います。
勝利をその手に掴み取った瞬間の、彼女たちの笑顔も涙も、
これ以上ないほど輝いていて、最高に素敵でした。
私の自慢の選手の皆さん、日本一、本当におめでとう。
こんなに幸せな気持ちを味あわせてくれて、ありがとう。
また、これまで彼女たちを支えて来てくださったクラブ顧問、
コーチ、OGの皆様、本当にありがとうございました。
そして、何より、毎日、毎日、一緒に汗を流してきてくれた
チームメイトの皆さん、ありがとう。
最後に、彼女たちと気持ちをひとつにして、それこそ一喜一憂しながら、
戦って来られた保護者の皆様に、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
(学校長 野澤拓夫)